その中でイルカが、あの名曲・「なごり雪」を歌いましたが、上の写真を見て、ギターを弾かれる方なら、「えっ」と思った方が多いと思います。ギターがスタンドで固定してあります。普通、立ってギターを演奏する際、ギターストラップを使いますが、イルカは長年、ギターをあの小さな体で弾いていたので、ギターの重みで頚椎を損傷して、指が痺れるそうです。医者からはギターを弾くことを止められたそうですが、「これが仕事ですから…」といって、それを断ったそうです。が、このままじゃ、完全に指が麻痺してしまうので、スタッフと相談し、オリジナルのギタースタンドを作製し、ギターを固定して演奏するようになったそうです。演奏の合間のMCで、「完全にギターを弾けるようになるまで、１年かかった」と話していました。また、そのMCの中で、年齢が６３歳で、７年前、ご主人が他界されたことなども話していました。イルカのファンではありませんが、彼女の華やかさの裏に、こんな苦労があったと思うと、彼女の歌う、『なごり雪』が心に響いてきました。
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集え、富士山麓 歌え！青春フォーク
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