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Channel: 餌木作人の戯言(薩摩烏賊餌木『弾(だん)』の作者)
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カラーローテで見事攻略!鹿児島鴨池緑地公園のヒラメ

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カラーローテで見事攻略!鹿児島鴨池緑地公園のヒラメ

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橋元力
(エコギアプロスタッフ 鹿児島県在住)
フィールド:鹿児島県 鴨池緑地公園

鹿児島市と錦江湾を挟んで対岸にある垂水市とを結ぶ垂水フェリーが出る鴨池港の近くに、
今回釣行した鴨池緑地公園がある。
この公園は鹿児島空港跡地に1974年に開園し、港を挟んで北側に北公園、南側に南公園がある。
敷地内にある運動施設には、夜間照明16基が設置されていて、
夜な夜な海面を照らし、それが格好のポイントを形成している。

今回は、その鴨池緑地公園の南側に位置する新川の河口で
ヒラメが釣れているという情報が届いたので、先日釣行したので報告しよう。

現在、周辺の緑地公園下の消波ブロック一帯ではアラカブ(カサゴ)が、
鴨池港でミズイカ(アオリイカ)が、新川ではチヌ、シーバスが釣れている。
そのアラカブとミズイカ、チヌ、シーバスも気になったが、
今回のターゲットにはこれから数・型も望めて、高級魚のヒラメに的を絞った。

hirame1_141113.jpg

今回釣行した新川河口では、以前私は毎週のようにシーバスやチヌを狙って釣行していた。
ここの河口は私が知る範囲内では、鹿児島市内で唯一、ゴカイが生息しているポイントで、
そのバチヌケシーズンには、シーバスやチヌが乱舞することも珍しくない。

新川沖にマリンポート鹿児島(人工島)ができてから潮流が変わり、
目だった釣果が届いていなかったが、今年になっていろいろな釣果を聞くようになってきた。
特にヒラメに関しては穴場的なポイントなので、夢のザブトン級を期待しての釣行となった。

釣行当日は日曜日で、それも三連休の中日だったので、先行者が気になったが、
幸いにも夜明け前にフィールドに立つことができ、貸し切りでキャストを開始することができた。

まず、最初にバイブレーションで広範囲を、リトリーブのスピード、レンジを変えて攻めてみた。これで地形の変化などを把握し、次にシンキングミノーで、ボトムをタイトに攻めてみた。
その数投目、バイトがあったもののヒットはしなかった。
これでヒラメの気配を感じたので、そのポイントをグラスミノーLで攻めてみることにした。

GRASS MINNOW

リグはキャロライナリグで、音でもアピールさせようと思い、
シンカーとスイベルの間にビーズもセットした。

最初にセットしたカラーは、ベイトを意識して168:イワシで、
ボトムをゆっくりとトレースしながら、リトリーブさせたが、バイトはなかった。

168:イワシ

この時期のベイトフィッシュはイワシでないと判断し、
次に冬場に深場に落ちるキスを意識して、170:アルビノキスをセットした。

170:アルビノキス

広範囲をキャストしてボトムを探ると、数回、ショートバイトはあるものの、フックアップしない。
これも「カラーが違う」と判断し、次は266:シロギス(夜光)をセット。

266 シロギス(夜光)

同じようにボトムを探ると、ショートバイトではなく
「ゴッ、ゴッ」と、ロッドに伝わるアタリがあった。
ここで少しラインを送り、そのラインが「ピーン」と張った瞬間を見逃さず、
大きく体全身でアワせると、待望のヒットだ。
ポンピングしながら寄せてくると、海面で大きくローリングしたのは、待望のヒラメだった。
慎重に手前まで寄せて来て、水際に降りてランディングしたのは、45cmのヒラメだった。

hirame2_141113.jpg

堤防の上でなるべく魚体に触れないよう記念写真を撮り、元気なままリリースできるうちに、
次は夢のザブトン級になって再び私のロッドを絞り込むことを夢見てリリースした。

この1尾に満足して今回の釣行を終了したが、
今回も活エサより釣れるエコギア「グラスミノーL」の威力を再認識できた。
これから産卵のために、接岸してくる大型のヒラメを狙って、
あなたも近くの河口、サーフに釣行されてはどうですか?

なお、ヒラメは採捕できるサイズが漁協や県条例で決められているので、
小型は必ずリリースして資源保護に努めて、必要以上はキープせず、リリースして欲しい。

また、足場のいい堤防、防波堤はもちろん、消波ブロック帯ではライフジャケットは必ず着用し、
足元も滑らないように、ポイントによってスパイク、フェルトと磯靴(ブーツ)を

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