ジャガイモ、国内初の病害虫 網走市の畑で確認
共同通信 2015年8月19日 23時22分 (2015年8月19日 23時27分 更新)

北海道は19日、ジャガイモの根に寄生して生育を阻む重要病害虫「ジャガイモシロシストセンチュウ」が国内で初めて網走市で確認されたと発表した。線虫が付着したジャガイモを食べても健康に害はないという。
道によると、7月下旬に網走市の農家がジャガイモの生育不良で農業改良普及センターに問い合わせ、道や北見農業試験場がサンプルを採取して調べた結果、今月6日にジャガイモシロシストセンチュウとみられる線虫と確認。報告を受けた農林水産省が現地調査を行い、19日に断定した。
道は今後、農水省の指示を受けながら発生範囲の特定やまん延防止対策に取り組む。