$ 0 0 十数万円かけ新幹線通学、鹿児島 鹿児島県出水市の鹿児島県立野田女子高校が、携帯電話を校内に持ち込むなどの校則違反があったとして、寮に住む生徒を退寮させる指導を繰り返していたことが8日、分かった。自宅から新幹線で通って十数万円かかった例もあり、県教育委員会は近く、大きな経済負担を強いる指導はしないよう全県立校に通知する。 県教委によると、同校は昨年から今年にかけ、携帯電話の持ち込みや会員制交流サイト(SNS)の利用マナー違反などを理由に、複数の生徒に数週間から1カ月程度の退寮指導をした。 県教委は「経済的に過剰な負担が生じないよう配慮すべきだった」とし、指導の実態調査も検討している。