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Channel: 餌木作人の戯言(薩摩烏賊餌木『弾(だん)』の作者)
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●志布志湾沖防波堤のアラカブとミズイカ

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●志布志湾沖防波堤の
      アラカブとミズイカ
 
 今年の志布志湾沖防波堤は、春の大型イカのラッシュに始まり、夏場の昼間のシイラ、夜間のタチウオなど堅調に釣果が出ていた。これからの時期、秋のミズイカ(アオリイカ)の新子の数釣りが期待できる。
 これに呼応して、消波ブロック周辺や沖の捨石周辺では、アラカブ(カサゴ)が顕著に釣れているという情報が届いたので、8月27日から28日にかけて、職場の後輩たちと志布志湾沖防波堤に釣行したので報告しよう。
 
 ここ志布志湾沖堤防は、志布志湾にある全長約3㌔の防波堤で、中防波堤と隣接している。干潮時では、6㍍のタモも届かないので、それよりも長いタモか、落としダモが必要となる。
 もちろん、防波堤の上での釣りでも、必ずライジャケや消波ブロックの上で釣りをする場合は、滑らないようにフェルト底の磯靴の着用は忘れないで欲しい。
当日は夕方6時に渡船で沖防波堤に渡り、次の日の朝7時に迎えに来てもらう、夕マヅメ、夜釣り、朝マヅメで釣行した。
 早速、タックルの準備をして、潮止まりの午後9時30分までに、角のポイントで、アラカブ(カサゴ)を4尾、ランディングした。
 今回使用したリグは、テキサスリグでシンカーとフックの間にビーズをセットして音でもアラカブを誘った。セットしたルアーは、エコギア アクア バグアンツ3インチで、匂いでもアラカブを誘った。
 テクニックとしては、沖にキャストして、ボトムをズル引きしてきて、障害物に当たると、そこでシェーキングをする。バイトがなかったら、その障害物を飛び越えるように跳ね上げて、フォーリングで再び誘う。これを足元まで繰り返してくる。
 また、防波堤にタイトに付いている場合は、防波堤にタイトにフォーリングさせて、その後、上下にシャクリながら誘う。消波ブロックをねらう場合は、消波ブロックの際や穴などにキャストして、フォーリングさせて、少しでもラインに変化があったら、電撃的に合わすことがキモとなる。
 その間、内側のポイントで、タチウオをねらっていた同行者の川崎さんが、午後8時頃、指4本のタチウオをランディングし、その周辺で15分くらい、タチウオの入れ食いが続いたが、その後は群れが移動したのか、釣れなくなった。タチウオのことを『幽霊魚』ということがあるが、どこに出没するかわからない。出没しても、すぐにその姿が消えるので、この異名がある。
 夜釣りでは、このタチウオがメインだったので、この貧果に満足できなかったが、再びタチウオは姿を見せることはなかった。
 前日もタチウオが釣れたのは一瞬で、『ベイトの群れについて回遊しているのか、安定した釣果は続いていない』と、回収の際、船長の話だった。
 その後、夜釣りでは目立った釣果はなく、朝を迎えることになった。夜明け前から、エギングを開始して、5時から6時までの間に、300~800㌘のアオリイカ(ミズイカ)を数ハイ、ランディングして、今回の釣行を終了した。
今回は800㌘は1パイだったが、春に産卵しなかったキロアップの姿も確認できたので、今後、ミズイカは数も型も期待できるので、秋イカシーズンには、もう一度、釣行したいと考えている。
 これから、志布志湾沖堤防、中防波堤一帯では、ミズイカの数釣り、ショアジギングで青物がねらえるので、釣行されてはどうですか?
 

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