アメリカで空前の大ブームを起こしている、スマホアプリ『Pokémon GO(ポケモンGO)』。現実世界とゲームがリンクしており、実際に外を歩くことでポケモンと出会うことができます。
このゲームのプレイヤーであるロビンさんは、ある日墓前で『ポケモンGO』をプレイしていました。14年前に亡くなった弟・マイケルさんのお墓を訪れていたのです。
ポケモンの中で、一番ピカチュウが大好きだったマイケルさん。そんな彼に、このゲームを見せてあげたかったのかもしれません。
弟のお墓にスマホのカメラを向け、画面を見ると…ロビンさんは涙を流しました。
そこに映っていたのは、弟が大好きだったピカチュウ。お墓に立っているピカチュウの看板に寄り添うように、こちらを見ていたのです。
ピカチュウはゲーム中の出現率が低い『レアポケモン』。そんなピカチュウが弟のお墓にいたことに、ロビンさんは感動しました。
この出来事について、ロビンさんとマイケルさんのお父さんはこうコメントしています。
「ロビンからこのことを聞いて、私たちは涙しました。
もちろん悲しみではなく、心からの喜びなんです。
もちろん悲しみではなく、心からの喜びなんです。
私たち家族にとって、ピカチュウはヒーローです!」
ゲームの製作者があらかじめ設定していたのか、まったくの偶然なのかはわかりません。しかしマイケルさんは、きっと雲の上で喜んでいたことでしょう。
ピカチュウ、素敵な場所に出現してくれてありがとう!