LINE、JR九州、コメダ……2016年IPOした企業の「今とこれから」
ZUU Online 2016年12月11日 16時13分 (2016年12月11日 16時13分 更新)

2016年もあと数週間。今年のIPOを総括してみよう。会社数は12月8日現在で71社(REITを除く)。12月19日上場予定で期待のZMPは情報漏洩問題で延期となったものの、年内に駆け込みであと12社が予定されており、合計では83社になる見込みだ。2016年のIPOの成績と注目銘柄を振り返ってみたい。
■2016年のIPOの勝率は80%、初値騰落率は69%高
今年のIPOはあと12社が予定されているために合計83社になる見込みだ。昨年の92社から9社減と市場予想の100社に届かなかった。
市場別では東証1部直接上場が8社、東証2部が5社、マザーズが54社、JASDAQが14社、名証2部が2社。IPOの65%がマザーズ市場だった。
IPO銘柄の勝率(初値が公募価格を上回った銘柄の比率)は、57勝13敗1分けで80%と今年も高勝率だ。ただ2015年の89%は下回っている。
初値の騰落率は平均で69%の上昇だった。やはり昨年の87%は下回った。一番上昇率が高かったTOP3は、4月19日のグローバルウェイ <3936> の4.7倍。2月24日のはてな <3930> 3.8倍、11月29日エルテス <3967> の3.6倍だった。3倍以上になった銘柄は5銘柄、2倍以上が14銘柄もある。
IPOのサイズでは、今年最大が10月25日のJR九州 <9142> 。上場に伴い公募売出する額(資金吸収額)は、4160億円。…
■2016年のIPOの勝率は80%、初値騰落率は69%高
今年のIPOはあと12社が予定されているために合計83社になる見込みだ。昨年の92社から9社減と市場予想の100社に届かなかった。
市場別では東証1部直接上場が8社、東証2部が5社、マザーズが54社、JASDAQが14社、名証2部が2社。IPOの65%がマザーズ市場だった。
IPO銘柄の勝率(初値が公募価格を上回った銘柄の比率)は、57勝13敗1分けで80%と今年も高勝率だ。ただ2015年の89%は下回っている。
初値の騰落率は平均で69%の上昇だった。やはり昨年の87%は下回った。一番上昇率が高かったTOP3は、4月19日のグローバルウェイ <3936> の4.7倍。2月24日のはてな <3930> 3.8倍、11月29日エルテス <3967> の3.6倍だった。3倍以上になった銘柄は5銘柄、2倍以上が14銘柄もある。
IPOのサイズでは、今年最大が10月25日のJR九州 <9142> 。上場に伴い公募売出する額(資金吸収額)は、4160億円。…