雪が降っても鉄道ファンが訪れる「小坂鉄道レールパーク」の秘密
Excite Bit コネタ 2017年1月26日 08時00分 ライター情報:古屋江美子

かつて秋田県にあったローカル鉄道「小坂鉄道」をご存じだろうか。小坂鉱山の貨物輸送用として1908年に開通し、翌年からは町民の足としても活躍していたが、1994年に旅客営業を終了。残っていた貨物運搬も2009年に営業廃止になった。
しかしその後、鉄道遺産として保存活用するため、2014年6月に「小坂鉄道レールパーク」としてよみがえった。観て学んで体験できる鉄道テーマパークである。
観光トロッコなどもあり、夏休み中は家族連れでにぎわうが、実はかなり鉄道マニアの心もつかむ施設。とくに線路が雪でうまってしまう冬は、週末のみの営業で来る人も限られるが、本格的な鉄道ファン率がぐっと高まる。
鉄道ファンの心をくすぐる要素はたくさんあるが、いろいろな車両の運転体験ができることもそのひとつ。今回は私も「軌道モーターカー」の運転に挑戦してみた。オートマチックなので、運転はシンプル。進行方向のレバーを調整し、ブレーキをゆるめ、アクセルをふむだけ。とはいえ、運転席は横向きだし、雪で線路が見えないし、かなりドキドキ!
ちゃんと進むと、ちょっと感動だ。発車前に警笛をならすのも楽しいが、加減がわからず、かなり軽めにボタンを押してしまい、少々勢いのない音が出たのが悔やまれる。
ちなみに運転で一番難しいのはブレーキ。停まりたい位置に停まれるかどうかは、いつブレーキをかけるかによる。ただ、体験ではスタッフがベストなタイミングを教えてくれるので心配ない。…
しかしその後、鉄道遺産として保存活用するため、2014年6月に「小坂鉄道レールパーク」としてよみがえった。観て学んで体験できる鉄道テーマパークである。
観光トロッコなどもあり、夏休み中は家族連れでにぎわうが、実はかなり鉄道マニアの心もつかむ施設。とくに線路が雪でうまってしまう冬は、週末のみの営業で来る人も限られるが、本格的な鉄道ファン率がぐっと高まる。
雪で線路が見えないなかで運転体験
鉄道ファンの心をくすぐる要素はたくさんあるが、いろいろな車両の運転体験ができることもそのひとつ。今回は私も「軌道モーターカー」の運転に挑戦してみた。オートマチックなので、運転はシンプル。進行方向のレバーを調整し、ブレーキをゆるめ、アクセルをふむだけ。とはいえ、運転席は横向きだし、雪で線路が見えないし、かなりドキドキ!
ちゃんと進むと、ちょっと感動だ。発車前に警笛をならすのも楽しいが、加減がわからず、かなり軽めにボタンを押してしまい、少々勢いのない音が出たのが悔やまれる。
ちなみに運転で一番難しいのはブレーキ。停まりたい位置に停まれるかどうかは、いつブレーキをかけるかによる。ただ、体験ではスタッフがベストなタイミングを教えてくれるので心配ない。…