東部アメリカ びっくり仰天!海を越えておすもうさんになった果物のお話
旅いさら 2017年1月31日 11時16分 (2017年1月31日 16時20分 更新)

先日ウェグマンズという食料品店へ行ってみると、店頭が賑やかなオレンジ色のボックスでぎっしりと埋め尽くされていました。以前も他の店舗で見かけたことがあったのですが、熊本産の「シラヌヒ」(通称「デコポン」)が売られていたのです。ところが、びっくり仰天!「アメリカ(USA)産」のデコポンのアメリカ名は「SUMO Mandarins(スモウ マンダリン)」。なるほど、お相撲さんを思わせるような風貌に思わず笑みがこぼれます。
「ポンカン」と「清見」の交配による品種改良で生まれたこのデコポンは上部の突起部分が傷みやすいというのは聞いたことがありましたが、近づいてよく見てみると、バスケットの中に入って2個で$5のばら売りで売られているのには傷んだものが多いようですが、お試しで買ってみるなら、2個で$5はお買い得なのでは?
ちなみに、7個入りの箱売りは$13,99、16oz(約0.5リットル)入りのジュースは$8、32oz(約0.95リットル)入りのジュースは$12、プラスチックの容器に入ったスナックサイズ(重さにより価格が違います)は$5~$6です。そのままもぐもぐ食べても、ケールとナッツとドライ・クランベリーが入ったサラダに入れても、ヨーグルトといっしょに食べてもおいしそうです。
製造販売会社のセールス担当の方によると、日本でデコポンとして知られているこの品種は、韓国では「ハルラボン(Hallabong)」、ブラジルでは「キンセイ( Kinsei)」という商品として販売されているのだそうです。…