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Channel: 餌木作人の戯言(薩摩烏賊餌木『弾(だん)』の作者)
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錦江湾・平川ヨットハーバー沖のマダイ

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●錦江湾・平川ヨットハーバー沖のマダイ
 
イメージ 1
 錦江湾口(鹿児島湾)で、4月23日(水)にマダイをねらいに釣行したが、釣果は後輩の朝川さんのハマチ1尾だけだった。リベンジを船長に約束して、帰路についたが、どうしてもマダイが釣りたくて、マイボートを持っている後輩に、『25日に、ボートを貸して欲しい』とメールをすると、『私も休みなので、いっしょにマダイ釣りに行きましょうか?』と、うれしい返信があった。
 釣行当日の4月25日は、後輩のボートが係留してある谷山港に6時に着き、タックルを積み込んで出港となった。
 この時季、錦江湾には産卵のため、東シナ海と太平洋から大挙して、マダイの大群が入ってくる。このマダイのことを、地元では『入りダイ』とか、桜の花が咲く頃に釣れるので、『桜ダイ』と、呼んでいる。
前回、湾口で釣果がなかったので、マダイの群れは錦江湾の中に移動して来ていると判断し、今回は錦江湾の中部、平川沖周辺を攻めることにした。
錦江湾のマダイは、全国的に有名で、この入りダイの時季になると、県内外から多くのアングラーで賑わうし、それを取材に、釣り関係の新聞、雑誌、放送局の方でも賑わう季節だ。
錦江湾にこのマダイをねらう仕掛けに、昔から、『ブラブラテンヤ』という、活きエビを使った仕掛けがあるが、最近はひとつテンヤを使った釣りが台頭してきている。
しかし、この釣りは、活きエビが手に入ることが釣りの最大条件となる。
今回、私は従来のテンヤ+活きエビというスタイルに固執せず、ソフトルアーとテンヤを組み合わせた新たなスタイル、『ハイブリットひとつテンヤ』で攻めることにした。
この『ハイブリットひとつテンヤ』用にセレクトしたのが、エコギアのオーバルテンヤとアクア スイムシュリンプだ。タックルを準備していると、後輩も、『このオーバルテンヤ、前から気になっていたんですよ。もちろん、活きエビをセットしてもいいですよね?』と言ってきたので、タックルボックスを指差して、「どうぞ、ご自由にお使いください」と、後輩に提供した。
イメージ 2

今回の釣行フィールドの平川ヨットハーバー沖に到着し、魚探でポイントを探り、最初に①を船を流してねらうことにした。
私はここの水深を考えて、オーバルテンヤの8号(28㌘)・T02(ピンクグロウ)に、アクアスイムシュリンプのA19をセットした。後輩は同テンヤのT08(レッドブラック)に活きエビをセットした。
数回、①のポイントを流したが、アタリもバイトもないので、次に水深のある、②のポイントへと移動した。ここではオーバルテンヤを10号(36㌘)にして、カラーは目立つようにT04(ゴールドレッド)に、リアルさを求めて、アクア スイムシュリンプはA20をセレクトした。
着底を確認し、リフト&フォールで誘うと待望のアタリがあり、ロッドに重みが乗った瞬間、大きく合わせた。待望のヒットだ。ロッドを数回曲げて、海面に浮いて来たのは、30㌢の小型のマダイだった。
その後、同サイズを2尾追加すると、後輩も、「先輩、活きエビよりも釣れますね?」
と、声をかけてきたので、「どうぞ」とアクア スイムシュリンプを手渡した。カラーは私と同じのA20(リアルサルエビ)だった。
それから、数投目。後輩のロッドが大きく曲がり、待望のヒット。数分のファイトで、海面に浮いて来たのは、私と同サイズの30㌢のマダイだった。
その後、外道にうれしいキジハタ(アコウ)を追加して納竿となった。港に帰る途中に、陸っぱりで攻められない、ポイントをボートから餌木で攻めると、500㌘のアオリイカをキープすることができた。
例年、この時季の平川沖は、キスの接岸があり、レンタルの手漕ぎボートでも、大型のキスが釣れるが、今年は接岸が遅れているが、GWの頃には釣果が期待できるだろう。
これにくわえて、ベイト(キビナゴ)の回遊があり、これを追ってブリやサワラの回遊もあるので、このGWは平川沖に釣行されてはどうですか?
 
●今回の使用タックル
(ロッド)
 専用スピニングロッド 2.22.5
(リール)
 2500~3000番
(ライン)
 PEライン0.60.8
(リーダー)
 フロロライン22.5
(ルアー)
 オーバルテンヤ8号~10号+エコギア アクア スイムシュリンプ
 

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