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Channel: 餌木作人の戯言(薩摩烏賊餌木『弾(だん)』の作者)
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小学生で肩こりに!? 

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小学生で肩こりに!? 気をつけたい「子どもの姿勢」と「正しいランドセル選び」

2015年8月18日 07時00分
ライター情報:寺西ジャジューカ

子どもの笑顔って、尊いですよね。もう、望むことは何でもかなえてあげたくなっちゃいます。「あのオモチャ、欲しい!」「そうか、そうか。スイマセーン! これ、おいくらですか?」みたいな。
そんな可愛いお子さんが、そろそろ小学校へ上がる年頃になったとしましょう。すると、ランドセルが必要になる。やっぱり、本人が望むカッコいいやつ、可愛らしいやつを買ってあげたくるなぁ……。

でも、ちょっと待ってください。本人のために、もっと重視すべきポイントがあるみたい。7月29日、ランドセルメーカーである「セイバン」が開催した「『姿勢とランドセル』のイロハ」なるイベントへ出席してきたので、その模様を今回はご紹介しましょう。

子どもの数は減っているのに怪我は増えている


まず登場したのは、整形外科医の中村格子先生。JOCで日本代表選手会のドクターを務め、スピードスケートや新体操などトップアスリートの指導や治療にも当たっているプロフェッショナルです。

「最近、子どもの数自体は減ってるんですが、小学生の怪我の数は増えていまして、骨折の数も増えています。小学生で肩こりに悩む子もいますし、高学年になると側弯症(そくあんしょう)の子も増えてきます」(中村先生)

「側弯症」とは、本当は真っすぐな背骨が少し曲がってくる病気だそう。体型が大きくなる=運動能力が上がるみたいなイメージがあるが、決してそんなことないみたい。それには、原因があります。
「便利になりすぎて運動する機会が減ったり、お母さんが『危ないから』と運動させないようにしていたり……。それらも、原因だと思います」(中村先生)

子どもの姿勢が良いと思っている母は10%以下


ここで、あるアンケート調査の結果を発表しましょう。小学1~3年生の子どもをお持ちのお母さん500人に、セイバンが5月にアンケートを実施。
このなかに、「あなたのお子様の姿勢は?」という質問がありました。結果、「やや悪い~悪い」回答は45.2%に達しています。

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