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Channel: 餌木作人の戯言(薩摩烏賊餌木『弾(だん)』の作者)
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地球上で発見されたものの未だその真相が解明されていない12の遺跡・遺物

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地球上で発見されたものの未だその真相が解明されていない12の遺跡・遺物

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 うれしいことにまだまだ地球は不思議と謎に満ち溢れている。一つ謎が解明されてもまた新たなるものが出土されたり、あるいは解明されつつある過程でその説を覆すような発見があったりと、我々の好奇心は尽きることがないのだ。

 ということでここでは発見にはいたったものの、その正体はいまだ正確に解明されていない12の物品や遺物や遺物を見ていくことにしよう。

1. サクサイワマン
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 西暦1600年代に完成されたという、ペルー、クスコにある巨大な石組みの壁。モルタルもなしで形も大きさも違う石がぴったりとくっついている。この石組みにはリャマやヘビなどの様々な動物をかたどった箇所がある。このような模様がなぜ描かれたのかも含め、建築された目的ははっきりしていない。

2. 竜游(りゅうゆう)洞窟
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 中国淅江省龍游市郊外で発見された、高さ平均30m、面積は1,000㎡以上ある24個の巨大洞窟群。紀元前200年代、中国秦王朝以前に作られたと推測されているものの、その記録がいっさい残っていない。歴史的に中国文明の多くが史料を重視していたことも考えれば、謎はさらに深まる。

3. 恐鳥モアの足
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 ニュージーランドに生息していた体長3mほどの鳥類で、恐鳥とも言われる。ダチョウ等と同じく、走るのが速い飛べない鳥。先住民族マオリ族の入植と彼らの乱獲により西暦1500年頃に絶滅した。写真は、ニュージーランド、オーウェン山の洞窟から発見されたかぎ爪。保存状態が非常によく、多くの研究者を驚かせた。

4. ヴォイニッチ手稿
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 日本でも一部でおなじみ未解読写本。西暦1500年代には完成していたことが記録で判明している以外は、書き上げられた年代や作者、内容についてもほとんどが謎に包まれている。2014年にはふたつのグループが古文書の謎を解いたと主張。一方は固有名詞に焦点を当て、もう一方は本に描写された植物や動物を同定したという。他にも様々な憶説が飛び交っており、消滅したメキシコ語方言説、暗号化されたアジア言語説などがある。

5. 太陽の門
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 南米ボリビア、ラパスの近く、標高4,000mにあるティワナク遺跡に建てられた一枚岩の門。1500年以上前のもので、主に天文学、占星学で重要な役割を担っていたと考えられている。太陽の門は遺跡の中心に、また月の門が遺跡の外周にあるが、ティワナク遺跡自体に未解明な部分が多く、正確な位置ははっきりしていない。

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