もうすぐ「二つ目の太陽」が出現する? ベテルギウスの謎と“地球の物理法則を超越する”消えたエネルギー

地球から640万光年離れたところにあるベテルギウスは、全天でも極めて巨大で9番目に明るく、さらに地球からも「赤く輝く星」として確認できる赤色巨星として有名である。太陽の10~20倍ほどの質量をもつこの星は、寿命を迎え爆発し、超新星となる際に、三日月ほどの明るさを地球まで放つそうだ。そして今、1千万年近く輝き続けたこの星が、まさに死にかけているという。
ベテルギウスが超新星となった際、640万光年という距離にもかかわらず、その明るさから少なくとも数週間ほどは地球の夜空にうっすらと輝き続けるとされている。つまり、地球に“ふたつめの月”が浮かぶ可能性があるということだ。物理学に詳しい人物はこう解説する。
「月どころではありません。超新星爆発が起これば、昼間の地上からも目視できる可能性があります。つまり、期間限定ではありますが、ふたつめの太陽が出現する可能性があるということですね。とはいえ、たしかに明るい星にはなるようですが、太陽ほどの明るさはないとみられています。少なくともスターウォーズのルークが見るような2つの太陽にはならないでしょう」
ではこの爆発は何か我々に危険を及ぼすのだろうか? 物理学に詳しい人物に聞いてみると、このような答えが返ってきた。
「幸いなことに、地球はベテルギウスから640万光年離れているため、爆発した際に発生する壊滅的な衝撃波や熱、放射線による影響はないといわれています。…
ベテルギウスが超新星となった際、640万光年という距離にもかかわらず、その明るさから少なくとも数週間ほどは地球の夜空にうっすらと輝き続けるとされている。つまり、地球に“ふたつめの月”が浮かぶ可能性があるということだ。物理学に詳しい人物はこう解説する。
「月どころではありません。超新星爆発が起これば、昼間の地上からも目視できる可能性があります。つまり、期間限定ではありますが、ふたつめの太陽が出現する可能性があるということですね。とはいえ、たしかに明るい星にはなるようですが、太陽ほどの明るさはないとみられています。少なくともスターウォーズのルークが見るような2つの太陽にはならないでしょう」
ではこの爆発は何か我々に危険を及ぼすのだろうか? 物理学に詳しい人物に聞いてみると、このような答えが返ってきた。
「幸いなことに、地球はベテルギウスから640万光年離れているため、爆発した際に発生する壊滅的な衝撃波や熱、放射線による影響はないといわれています。…