どっこい生きてる?クラゲの中に閉じ込められた魚。そのままクラゲを乗りこなす

オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州のバイロン・ベイでフリーダイビングをしていたティム・サムエルが、世にも奇妙な光景を目の当たりにした。
クラゲの中に魚が閉じ込められていて、そのクラゲの動きを制御し泳いでいるというのだ。
ティム・サムエルはこのクラゲ魚の画像を撮影し、自身のインスタグラムに公開した。
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クラゲは、プランクトンを餌にしているものもいれば、魚などを触手で痺れさせて触手の根元にある口のようなところから丸呑みにするものもいる。
クラゲがパクっと飲みこんだものの、
「おまえの好きにはさせるか~!」
と魚気の強い魚は脱出を試みたがそれが叶わず、んじゃもうこのまま「乗りこなしてみせるぜ」に方向転換したのかどうかは良くわからないが、とにかくめったにみられない光景だ。ただ取り込まれたのではなく、魚が自らの意志でクラゲを動かしていたというのだから。
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ティムは過去5年、この水域でフリーダイビングを続けているがこんな光景をみたのははじめてだという。徐々に、この魚はクラゲの餌となってしまうだろう。ティムはまだ魚が元気なうちに自らの手で魚をクラゲから取り外してあげようかと思ったそうだが、自然の弱肉強食に自らが手を出すべきではないと判断し、このまま見送ることにしたそうだ。
via:mirror.
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