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Channel: 餌木作人の戯言(薩摩烏賊餌木『弾(だん)』の作者)
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1300万円のレンズ、255キロのレンズ…!

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1300万円のレンズ、255キロのレンズ…! 写真史上最も変わったレンズ5選!

 スマート・フォンが当たり前のように浸透し、誰もが気付かぬうちに写真に触れる機会が増えたのではなかろうか。特に、iPhone6sの画質は本当によくできている。4K動画に関しては条件があえば何十万の一眼ムービーと張り合えるレベルにある。

 逆に、過去に発売された中古カメラを首からぶらさげている光景もよく見かけるようになった。

 カメラのボディー以上に、今まで生産されてきたレンズは古今東西様々なものがある。冷戦時代製造された旧ソメーカーによる「カールツァイス」等のコピーレンズや、かのニコンで生産された伝説の極超高解像度レンズ「ウルトラマイクロニッコール」……挙げればきりがない。

 今回は、フォトマガジン「PetaPixel」が写真史上最もユニークなレンズ11本をセレクトしているので、その中でも特に変わったものを紹介したいと思う。レンズ沼に落ちるかいなかはアナタ次第である!

【その他の画像と動画はコチラ→http://tocana.jp/2016/06/post_9989.html

■蘇った伝説の名玉、Petzval

 ロモといえば、トイカメラの代名詞的存在「ロモLC-A」に代表される激しい“周辺光量落ち”が人気だ。まるで別世界のような激しくビビットな色合いも人気が高い。ロモグラフィーの歴史は意外と古く、約170年前に誕生し、そこで伝説の名玉「ペッツバル(Petzval)」が生まれたのだ。

 物理、数学をはじめ光学の分野で様々な功績を残したジョゼフ・ペッツバルによって製作されたこのレンズは、今からしてみれば単純な設計ながら画面中央はシャープで背景がぐるぐると渦を巻くような独特のボケ味が特徴だ。

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