応援団が持つ日の丸の扇子は左右で別だった!?
Excite Bit コネタ 2016年8月24日 17時00分
ライター情報:YUE /プロップ・アイ

左利きの人はストレスが多いと言われている。世の中のものはどれもこれも右利き用につくられているから、というのがその理由。ちなみに、筆者は左利きである。
テーブルに並んで座ったときに、隣の人と腕がぶつかると、申し訳なく思う。ほかにも、たとえば、スープバイキングでスープをすくうときに使う、先のとがったおたまは、皿を持ち替えなければならないし、改札口では手をクロスさせなければならない。正直メンドクサイな、と思っていた。
たとえば、はさみであれば左利き用のモノもたくさん販売してくれているワケだが、イマイチ認知度が低い気がする。
そんななか、扇子にも左利き用があるという噂を耳にした。
応援用に作っていた左利き用扇子
さっそく近所の扇子屋に行き、左利き用扇子はあるかと訪ねたところ「そんなもの聞いたこともない」とぴしゃりと言われてしまった。
でも、探してみたら、つくっている業者をいくつか見つけた。その中でも創業1912年という伝統を持つ、名古屋末廣堂の川瀬さんに話を聞くことができた。
どうやら、扇子の根元の部分から逆で、左手の親指で押して開くことができるようになっているらしい。
――いつから左利き用の扇子をつくっていたんですか?
川瀬さん 「普通の夏柄でつくりはじめたのは2~3年ほど前からですね。それ以前にも、応援用の日の丸柄のものはつくっていました。両手で扇子をもって応援するので。
なるほど。たしかに応援団は、両手に日の丸の扇子を掲げて応援している。…
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ライター情報: YUE /プロップ・アイ
美容やグルメスポットの取材、恋愛リサーチ、編プロにて本の執筆、編集作業をしている。2012ミスアースジャパンファイナリスト ナッツマイスター。
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